(出典：Unsplash)
タイムズモビリティ株式会社は、8月1日より品川区役所駐車場においてカーシェアリングサービス「タイムズカー」にEV「サクラ」を2台配備し、品川区の公用車の脱炭素化と区民へのEV普及促進を図る。これは、2050年度までにCO2排出量を実質ゼロにするという品川区の目標達成を支援する取り組みの一環である。
配備されたEVは平日中は品川区職員が、その他の時間帯は区民が利用可能となり、地域全体の脱炭素化とEV普及に貢献することを目的としている。また、災害時には蓄電池としての活用も視野に入れており、自治体の取り組みをサポートする。
(出典：パーク24株式会社)
この「品川区総合庁舎カーシェアリング事業」は、2024年8月1日から2025年3月31日までの期間で実施される。ステーションは品川区役所第二駐車場に設置され、利用料金はベーシッククラスで15分220円（税込）からとなる。利用にはタイムズカーの会員登録が必要である。タイムズモビリティは、今回の取り組みを通じて、行政が抱える課題の解決に貢献し、いつでもどこでも利用できる車両の普及とエリアの拡大による移動の快適性向上を目指している。
タイムズモビリティは、これまでも自治体の脱炭素化やEV普及の取り組みに対して積極的に貢献してきた。今回のプロジェクトにより、品川区の脱炭素化目標達成と区民へのEV普及促進がさらに進展することが期待される。同社は今後もタイムズカーの活用を通じて、地域社会の環境負荷軽減と移動の利便性向上に取り組み続ける方針だ。