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アフターコロナの今夏、多くの人が心待ちにしているお盆の帰省。今年の動向はどのようになるのだろうか。2023年の夏、ソニー損害保険株式会社(代表取締役社長:坪田 博行、本社:東京都大田区、以下「ソニー損保」)が主導する「全国カーライフ実態調査」から、その答えが明らかとなった。
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この調査は、2023年6月23日から26日の期間、インターネットを通じて行われたものである。対象となったのは、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳~59歳の男女1,000名である。調査はネットエイジア株式会社が担当した。
調査結果から、今年のお盆に帰省を予定している人は全体の47.6%であり、残りの52.4%は帰省予定がないと答えた。帰省を予定している人の中で、使用予定の交通手段を見ると、85.3%が「自家用車」を選択。続いて「鉄道」が10.5%、「飛行機」が6.1%であった。
(出典:ソニー損害保険株式会社)
特に注目すべきは、帰省のピーク日だ。自家用車での帰省を予定している406名に、帰省の日程を聞いた結果、「8月11日」がピークとなることが明らかとなった。これは、今年の“山の日”に該当する日である。Uターンの候補日としては「8月13日」が最も多く、次いで「8月15日」「8月14日」と続く。
(出典:ソニー損害保険株式会社)
帰省することの楽しみについての質問結果は、1位が「親・きょうだいとの団らん」で58.0%、2位が「親戚の集まり」25.0%、3位が「実家・義実家の料理」22.3%となった。また、友人との再会や帰省先のご当地グルメも楽しみとして挙げられた。
この調査から、多くの人々が実家での家族との交流や、ふるさとの味を楽しみにしていることがわかる。やはり、これまでの新型ウイルスの影響は大きかったようだ。今回の調査では、帰省の際の主要な移動手段として自家用車が多くを占めたが、実際にはカーシェアやレンタカーの需要も高まると予測される。しかし、現在のレンタカー業界は、人手不足や車両不足が問題となっており、アフターコロナの夏に向けての対策が重要だ。
ソニー損害保険株式会社によるこの調査の全文はこちらから