(出典:株式会社ゴーゴーラボ)
株式会社ゴーゴーラボが運営するガソリン価格比較サイト「gogo.gs」は、レギュラーガソリンの全国平均価格が174.0円であると発表した。これは、先週から1.7円の値下がりであり、5週連続の値下がりとなる。ハイオク、軽油、灯油もそれぞれ1.7円、1.7円、19.8円の値下がりが記録された。
新制度により、石油元売り各社への補助金支給率が拡充されて一か月が経過。それに伴い、ガソリン価格は180円台半ばから10円程度の値下がりを見せている。さらに、10月5日からは補助率が一層拡充され、1リットルあたり37.6円の支給となっている。これは、原油高と円安が続く中で、支給額が最高額に近づいている。
今後のガソリン価格の動向を探るうえで、原油価格の変動と、それに伴う石油元売り各社への補助金の動きがポイントとなる。円安が進行する中での原油高は、国内のガソリン価格に直接的な影響を与えている。それでも、補助金の増額により、消費者にとっては比較的負担が軽減されつつある。
補助金の拡充は、ガソリン価格の高騰を緩和する効果を持つ。しかし、その効果がいつまで持続するのか、また、これからの原油価格の動向や円安の進行にどう影響するのか、今後も注目していきたい。
gogo.gsは、全国のガソリン価格やガソリンスタンドのサービス情報を共有するサイトであり、株式会社ゴーゴーラボが運営している。同社は、電気自動車やプラグインハイブリッドの充電スタンド情報を配信する「GoGoEV」も提供しており、全国のドライバーからの情報をリアルタイムに発信している。