(出典:出光興産株式会社)
EV化が進む現代において、ガソリンスタンドの在り方が問われている。そんななか、出光興産株式会社は、モビリティサービスに焦点を当てた新しい専門店、「apolloONE(アポロワン)」を新たに展開すると発表した。その第1号店として、新業態のモビリティサービス専門店「apolloONE江東東陽町KeePerPROSHOP」を開店する。
これは、同社が掲げる「スマートよろずや構想」のもと、従来の給油サービスにとどまらない、多様なモビリティニーズに対応する新しいSSの形を創出する試みだ。
「apolloONE江東東陽町KeePerPROSHOP」は、洗車とカーコーティングサービスを専門に提供する。従来のSSとは一線を画したこの新業態は、カーシェア、レンタカー、車検、板金、整備、車販売・買取といった多様なニーズにも対応する予定だ。
出光興産株式会社は、新スローガン「いろんなa!を、このまちに。」を掲げ、apollostationを地域密着型の生活支援基地へと変革する決意を示している。それは、従来の給油所の枠を超え、多様なエネルギーの供給や移動手段の提供、地域社会を豊かにするコミュニティづくりなど、地域の困りごとの解決に積極的に取り組む姿勢を表している。
今後、同社は2030年までに約250店舗のapolloONEを展開する計画を立てており、その都度、多様に変化するモビリティのニーズに柔軟に対応したサービスの提供を目指す。これにより、EV化が進む現代社会においても、新しい価値を提供し続ける存在として、apolloONEはその地位を築いていくだろう。