レンタカー特化型メディア

トップ > モビリティ > GLM、欧州人気車「MiMos」を日本仕様に改良:軽自動車規格のEVに新たな選択肢

GLM、欧州人気車「MiMos」を日本仕様に改良:軽自動車規格のEVに新たな選択肢

投稿日 : 2023.08.23

指定なし

モビリティ

EV・エコカー

新サービス

業界ニュース

カーシェア

(出典:GLM株式会社)

電気自動車(EV)の開発を手がけるGLM株式会社(所在地:京都府京都市、代表取締役:宮下祐一、以下、GLM)は、軽自動車規格の小型EV「MiMos(ミモス)」の取り扱いを開始した。同社は主に、カーシェアリングサービスを検討している各種行政や企業向けに販売及びリースを行う予定だ。【関連記事】2023年7月の国内のEV販売動向:ハイブリッドの躍進と電動車の今後

「MiMos」は欧州市場を中心に広く知られ、超小型サイズの電動モビリティとして利便性が高いことから広く生活に取り入れられている。しかし、日本市場ではまだ市場への浸透が進んでいない。日本で多くのシェアを占める軽自動車サイズのEVは選択肢が非常に少なく、市場のニーズに応えられていない状況であった。

そこでGLMは、消費者への選択肢の提供を早急に図るべく、欧州向け車両を国内保安基準への適合および軽自動車規格を満たす仕様に改良。今回のスピーディーな日本市場への投入が可能となった。

「MiMos」は、この車両は、全長2,9998mm、全高1,555mm、全幅1,478mmと一般的な軽自動車より一回りほど小さいサイズでありながら、4人乗車かつ荷物積載スペースが確保できる大きさを備える。さらに、満充電時の最大航続距離が約130kmと、2次交通向けモビリティとしても十分なスペックだ。家庭用200V充電器で約6時間でのフル充電が可能であることから、様々な乗車シーンに対応することが可能である。

(出典:GLM株式会社)

GLMは、日本の軽自動車とEVの相性の良さを受け、日本市場に向けた軽EVの開発に関して議論を進めていた。今回の取り扱い開始は、既に投入済みのEVをGLMの豊富な技術と経験で日本の軽自動車企画に適合するよう改良し、スピーディーな市場投入を実現。これにより、国内競合車に対してリーズナブルな価格を達成し、カーシェアを検討する各種行政及び企業向けに新たな選択肢を与えることができると考えている。日本の道路事情や生活環境にもフィットした軽自動車規格のEVは、今後の交通の多様化と環境対応への新しい道筋を示すと期待される。

MiMos詳細はこちらから

合わせて読みたい
  • 世界に先駆けた量産EV、なぜ日本で売れな...

  • 13週連続値上がり!全国ガソリン平均価格...

  • タイムズカーシェア、大田区のカーボンニュ...

  • 【記事まとめ】EVの基本知識から事例、今...

関連記事