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短距離移動のインフラ「HELLO CYCLING」、全国展開で10,000カ所に到達

投稿日 : 2025.01.07

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モビリティ

(出典:HELLO CYCLING)

OpenStreet株式会社が展開するシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」は、2024年12月に国内ステーション数が10,000カ所を突破したことを発表した。本サービスは、短距離移動のインフラとして2016年11月にスタートし、8年2カ月でこの大台に到達した。

(出典:HELLO CYCLING、新井薬師北自転車駐車場)

「HELLO CYCLING」は、電動アシスト自転車や特定小型原付に対応した電動サイクルを利用できるシェアリングサービスである。全国26都道府県の221市区町村にステーションを展開し、410万人を超えるユーザーに利用されている。今回の10,000カ所目のステーションは東京都中野区の「新井薬師北自転車駐車場」であり、初期ステーションの一つである中野区がこの記念すべき地点を迎えた。

(出典:HELLO CYCLING)

常設する最も古いステーションは東京都台東区の「新御徒町ステーション」で、最大駐輪可能台数を誇るのは東京都足立区の「文教大学あだちキャンパス」で116台である。さらに、人口カバー率は埼玉県和光市が全国トップとなり、東京都では台東区が最上位に位置している。埼玉県内の上位4市は人口カバー率が90%を超え、同サービスが地域交通インフラの一部として機能していることがうかがえる。

「HELLO CYCLING」の利用には専用アプリのダウンロードが必要であり、ステーションの検索から予約、決済までを簡単に行える。料金は電動アシスト自転車が30分130円、電動サイクルが15分200円から利用可能で、手軽に短距離移動をサポートする。

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