(出典:エムケイホールディングス株式会社)
MKグループは3月21日より、沖縄でタクシー・ハイヤー事業を開始する。これまで同社は那覇でホテルおよびレンタカー事業を展開してきたが、沖縄エムケイ株式会社が内閣府沖縄総合事務局より旅客自動車運送事業の許可を取得し、新たにタクシー事業に参入することとなった。MKグループのタクシー・ハイヤー事業は、京都、東京、大阪、神戸、名古屋、福岡、滋賀、札幌に続き、沖縄が9都市目となる。
(出典:エムケイホールディングス株式会社)
事業開始時の営業車両は10台で、すべて車椅子対応のセレナ(定員5名、車椅子乗車時は4名)を導入。今後、アルファードやハイエースといった大型ワゴン車も順次導入予定である。
(出典:エムケイホールディングス株式会社)
運賃設定では、普通車(中型タクシー)の初乗り運賃を1.75kmまで600円、その後400mごとに100円とするほか、深夜早朝割増(22時~翌5時)は2割増し、時間指定予約は300円の追加料金とする。また、身体・知的・精神障害者には1割引が適用される。
(出典:エムケイホールディングス株式会社)
さらに、空港送迎サービスでは定額運賃を設定。例えば、那覇空港から浦添市・糸満市は4,500円、北谷町は6,750円、読谷村・恩納村は13,500円、名護市は15,750円、本部町は20,250円(別途通行料が必要)となる。
MKグループは、沖縄の観光客や地域住民に向けた高品質な移動サービスの提供を目指し、新たな市場での競争に挑む構えである