(出典:一般社団法人日本RV協会)
一般社団法人日本RV協会(JRVA)は、快適かつ安心して車中泊ができる場所として認定する「RVパーク」に、新たに6施設を追加認定した。山梨県の「RVパーク フレックスフィールド」や和歌山県の「RVパーク きのくに温泉」など、アウトドアや温泉体験と親和性の高い立地に設置されており、多様なニーズに対応する車中泊拠点として注目される。
「RVパーク フレックスフィールド」は、八ヶ岳の麓・北杜市の自然豊かなエリアに位置し、併設のキャンプ場には薪サウナやカフェ、ワーケーション設備まで揃う。リードなしで利用可能なドッグランサイトもあり、愛犬とのびのび過ごしたい旅行者にも適した環境である。
(出典:一般社団法人日本RV協会)
一方、和歌山県の「RVパーク きのくに温泉」は、熊野古道にほど近い海南市に所在し、「療養泉」とされる天然温泉を楽しめる施設に併設される。入浴後には地元食材を使用した料理を堪能できるなど、滞在型のくつろぎを提案する。
(出典:一般社団法人日本RV協会)
さらに、山口県「RVパーク 片添ヶ浜」は、海まで徒歩30秒という好立地で、片添ヶ浜海水浴場を眼前に臨むリゾート型施設である。新鮮な魚介や野菜が揃う「道の駅サザンセトとうわ」へのアクセスも良好で、スローライフを楽しむ旅行者に人気のスポットとなっている。
そのほか、千葉県の「RVパーク DOG KENNEL」「RVパークsmart 大網白里」、福岡県の「RVパーク ビジネスホテルゆくはし」も認定された。いずれも電源・水道・24時間トイレなどを備え、快適な車中泊に必要な要素を網羅している。
JRVAでは、2012年から全国の温泉地や道の駅、レジャー施設などと連携しながら、誰もが安心して車中泊を楽しめる環境づくりを進めてきた。2024年末時点で500カ所を超えるRVパークが設置されており、今後も認知拡大と設置促進に取り組む方針である。