(出典:Uber Japan株式会社)
Uber Japan株式会社は、2025年7月30日より、スマートフォンアプリ「Uber」でタクシーを事前予約できる「Uber Taxi」の予約機能を、札幌・横浜・名古屋・京都・神戸・広島・福岡・沖縄本島の8地域で新たに提供開始した。これにより、既存の東京・大阪と合わせて全国10エリアでの利用が可能となる。
Uber Taxiは全国で利用拡大が進んでおり、2024年には前年同月比で利用件数が2倍以上に増加。プレミアム車両を配車できる「Uber プレミアム」では訪日外国人による事前予約が多い一方、Uber Taxiの事前予約機能は国内利用者の需要も高く、特に空港や駅への移動手段として活用されている。今回のエリア拡大は、2025年4月に東京・大阪で始まった予約機能が好評を得たことを受けたものである。
事前予約は乗車予定日の90日前から15分前まで可能で、予約手数料は一律700円。乗車料金は通常のメーター制に基づき、迎車料金や一部地域でのアプリ手配料が加算される。予約時には前日から7日前にドライバーが確定し、当日は設定時刻前に車両到着予定がアプリ上に表示される。
利用方法はアプリで「予約」ボタンをタップし、乗車地・目的地・到着希望時刻を設定後、事前確定料金を確認して予約確定するだけである。空港送迎、ホテルから観光地への移動など、時間管理が重要な移動に適している。
Uberアプリは自動決済、ドライバーとのチャット、多言語対応、評価システムなどを備え、スムーズで安心な移動体験を提供する。さらに、月額498円または年額3,998円の「Uber One」会員は高評価ドライバーとの優先マッチングや乗車料金10%分のクレジット還元を受けられる。
Uber Japanは「Go Anywhere」のビジョンのもと、サービスエリアと予約機能の拡充を通じて、国内外の利用者に利便性の高い移動手段を提供し続ける方針である。