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観光地での移動がもっと自由に!WHILLが熊本で電動モビリティサービス提供

投稿日 : 2024.09.19

熊本県

モビリティ

新サービス

(出典:WHILL株式会社)

WHILL株式会社NPO法人UDくまもとは、阿蘇くまもと空港やJR熊本駅などで、近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」を使用した移動サービスを開始した。高齢化やインバウンド需要の拡大に観光に対応し、資源が豊富な熊本県で誰もが快適に観光できる環境を提供することを目的としている。

ユニバーサルツーリズムは、年齢や障害に関わらず、全ての人が楽しめることを目的とした観光の概念である。国内におけるユニバーサルツーリズム市場は約3,000万人になるが、移動やアクセス環境の不備から旅行を控える人も多い。これらの課題が解消されれば、潜在的な市場は約4,200万人にまで拡大する可能性があるとされる。また、法改正による合理的配慮の義務化やインバウンド需要の高まりにより、観光業界での移動環境の整備が進んでいる。

この背景を受けて提供されるWHILL Model Fは、折りたたみ可能でコンパクトな電動モビリティであり、レンタカーや公共交通機関でも簡単に持ち運べる点が特徴である。従来の車椅子とは異なり、自分で簡単に操作できるため、旅行者は長距離の歩行が難しい場合でも、自分のペースで観光地を自由に散策できる。デザイン性にも優れており、観光先の景観に馴染むため、利用者は快適に移動を楽しむことができる。

サービスの利用は事前予約制で、1日あたり3,000円の料金が設定されている。阿蘇くまもと空港やJR熊本駅、さらにはレンタカー会社など、利用者の希望する場所に「ウィル」を届ける。 利用者は体重115kg以下で操作に必要な判断力や注意力を持つことなどが利用条件となる。

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