(出典:株式会社トリプルスリーアーキテクツ)
株式会社333architects(本社:神奈川県横浜市/代表:宇津木喬行)による新規事業「vanhotel」が、から2023年7月にスタートする。グッドデザイン賞をはじめとする賞歴を持つ建築設計事務所が手がけるこの新たな事業は、旅行と生活に新たな視点をもたらすことを目指すキャンピングカーのレンタルサービスだ。
「vanhotel」は、「より上質な暮らしの移動」を提供することをコンセプトに設立された。コロナ禍において在宅ワークやオンライン化が進み、個々の生活の質が重視されるようになった現代。その中で、プライベートな空間と移動性を両立したキャンピングカーに対するニーズが高まっている。このサービスは、プライベートな空間と移動性を両立させ、車中泊という概念を忘れる程の、上質なホテルを持ち運ぶようなホテルキャンピングカーを提供する。
(出典:株式会社トリプルスリーアーキテクツ)
このキャンピングカーは、都市生活と地方生活の境界を曖昧にし、生活圏を広げる役割も果たす。このキャンピングカーは、ホテルよりも地域に近い、より生活に接した滞在を可能にする。都市から地方への移住を考える人々にとっては、地元の生活を体感することができるため、移住の一歩となり得るだろう。
さらに、過疎地域や山間部での滞在にも快適な空間を提供することができるため、観光での利用にも適している。新型コロナウィルス感染症による入国制限後、徐々にインバウンド需要が戻る中で、全国を旅行する海外からの観光客にも快適な滞在を提供するだろう。
vanhotelではキャンピングカーの内装にもこだわっている。一般的なキャンピングカーでよく見られるプラスチックやフェイクの素材ではなく、自然素材を採用し、シラス材や天然木材、ラタン材などを使って、心地よい室内環境を実現している。
レンタル料金は1泊2日で63,000円から。時間単位ではなく泊数単位での利用となる。レンタルは神奈川県横浜市西区伊勢町の333architectsから可能で、箱根や千葉県木更津へは高速道路、アクララインを利用すれば約1時間でアクセスできる。
このプロジェクトは、2023年7月から予約開始。現在、Makuakeにて先行予約も開始している。将来的には、個々のユーザーのこだわりに応じてキャンピングカーを建築家と共に作り上げるサービスの構築を目指している。
「vanhotel」は、キャンピングカーとホテルのベストの要素を融合し、移動と滞在の自由度を追求する斬新なサービスである。旅行はもちろん、日常生活にも対応可能な機能と、建築家が考案した洗練されたデザインは、旅の質を向上させ、ユーザー自身のライフスタイルに新たな可能性を提供するだろう。
これからも333architectsは、「vanhotel」を通じて、旅行と生活の融合という新たな可能性を追求し続ける。サービスの提供を通じて、より多くの人々が新たな生活スタイルや価値を発見し、豊かな生活を送ることができるようになることを期待したい。