車中泊スポットとキャンピングカーのシェアリングサービスなど新たな旅や暮らしのスタイル「バンライフ」のプラットフォーム事業を展開するCarstay株式会社（神奈川県横浜市）が、広島県三原市で「三原車内寝泊計画」を本格的に開始した。
Carstayは、昨年 7 月には金沢工業大学建築学部宮下智裕准教授の研究室と、「モバイルハウス」を共同開発し、KIT白山麓キャンパスを起点に地域住民と連携して、白山麓地域の観光や生活体験などの遊休観光スポットを再発掘するなど、地域に根差した持続可能な地域観光モデル「Local Vanlife Project（ローカル・バンライフ・プロジェクト）」の一環として、2021 年 4 月から 7 カ月間実証実験を行ってきた。
今回は広島県三原市で「三原車内寝泊計画」を開始。2022 年度内に、広島県内で約 50 台のキャンピングカーのカーシェア、三原市で約 20 カ所以上の車中泊スポットの Carstay 登録を目指して営業活動し、Carstayを基盤に約 7,500万 円の地域経済効果を目指す。
「三原車内寝泊計画」は、Carstayが 2021 年に 広島県三原市、株式会社KOTOYA（広島県三原市）と立ち上げたプロジェクト。2022 年度には、8 月開催予定の夏祭り「三原やっさ祭り」、11月の「紅葉」など、季節や三原現地で開催するイベントを軸に、「三原車内寝泊計画」の活動を展開し、滞在型観光を促進していく。