沖縄県名護市の「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」が、年末年始にかけ宿泊者限定で、那覇空港とホテルをつなぐ無料シャトルを運行する。沖縄県内では引き続きレンタカーの減⾞が問題視されており、同ホテルは観光客数の回復の兆しを見据えて年末年始の⼤型連休中の期間限定でサービスを展開する。
オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパは、沖縄本島北部にある「オリエンタルホテルズ&リゾーツ」、初のリゾートホテルだ。北部や中南部にアクセスしやすい立地で、本島をアクティブに回りたい、沖縄観光旅行にぴったりの場所となっている。2022 年 3 月には、沖縄最大級の広さであるプールをリニューアルオープンし、季節を問わずにプールで楽しめるようになった。
新型コロナウイルス感染症の拡大により、ここ数年間観光産業は大きな打撃を受けた。
2022 年に入って徐々に人出が観光地に戻ったものの、沖縄は新型コロナによる需要減でレンタカーの台数も従業員の数も大幅に減少。ゴールデンウィークや夏休みの繁忙期は、レンタカーの予約が取れないだけでなくタクシーも足りないなど、観光客や施設にとって大きな問題となっていた。
また、今月 24 日、沖縄県の玉城デニー知事が県内の観光産業回復に向けて、バスやタクシー、レンタカー業界など業界関係者と意見交換を行った。NHK が報じたところによると、非公開で行われたその会議では業界側から人材確保のために支援を求める声が出たといい、レンタカー業界からは、スタッフが確保できないために需要に追いついていないなど、人手不足の深刻さを訴える声が出たという。