「グランディオーソ沖縄プールヴィラ恩納」など「グランディオーソ・プライベートヴィラホテル」シリーズを運営する株式会社リゾネシアが、夏に同社のホテルを利用するゲストに、安全で快適な旅を提供するため、レンタカー付宿泊プランを発売開始した。観光需要の高まりによるレンタカー不足に対応する。
新型コロナウイルス感染症拡大により、観光需要は全国的に減少。特に観光客が多かった沖縄は大きな打撃を受け、レンタカーの数が激減した。現在、観光需要は回復傾向にあるが、沖縄では特に、ゴールデンウィーク中には、レンタカーを借りることができず、不便な思いをした観光客が多いなど、ハイシーズンの間のレンタカー不足が深刻な問題となっている。リゾネシアによると、2022 年 7 月 4 日時点で大手旅行サイトなどのレンタカーは軒並み売り切れの状態となっているという。
そのような状況の中、空港からのシャトルバスを手配したり、ホテル敷地内にカーシェア を設置するなど、多くのホテルが工夫を凝らしている。リゾネシアは独自のネットワークを活かして、国産ミニバンを中心にメルセデスベンツのＡクラスやＢクラスなど、高級車のレンタルプランも用意し、必要な台数を確保した。またリゾネシアはレンタカー付きプランを発表すると共に、関係先から合計 2.2 憶円のコミットメントを確保したことも合わせて発表した。本資金のほぼすべてを沖縄事業に集中的に投資して、沖縄観光業へのコミットを表明している。