
(出典:Uber Japan株式会社)
Uber Japan株式会社は、スマートフォンアプリ「Uber」を通じて日本版ライドシェア車両を呼べるサービスを、2026年1月14日より長野県白馬村全域で開始する。実施期間は同年3月31日までで、冬季に急増する観光・移動需要への対応を目的とした期間限定の取り組みである。

(出典:Uber Japan株式会社)
本サービスでは、白馬村で貸切・観光バス事業を展開する有限会社白馬交通の契約ドライバーが運転する車両を、Uberアプリから配車できる。車両はMatsumoto BMWの協力により、Uberの特別ラッピングを施したBMWを採用し、スキー板やスノーボードを複数積載できるラックを搭載。さらに、ブリヂストン製スタッドレスタイヤを装着することで、雪道における安全性と利便性を高めている。運行は8時〜11時、16時〜22時の時間帯に、計4台体制で行われる。
白馬村は国際的なウィンターリゾートとして知られ、2025年1月の観光客数は前年同月比15%増と過去最高を更新した。特に外国人観光客は2024年に前年比77%増となり、冬季は移動手段の不足が顕在化している。こうした背景から、柔軟かつ即時性の高い配車サービスへのニーズが高まっている。
Uberアプリは世界70カ国以上で利用され、約50言語に対応している。訪日観光客は母国で設定した言語や支払い方法のまま日本でも利用でき、アプリ内チャットは自動翻訳にも対応する。白馬村では、2024年12月に「Uber Taxi」を開始しており、今回の日本版ライドシェアの導入により、観光客・地域住民双方にとっての移動の選択肢がさらに広がる。
Uber Japanは、野沢温泉村での公共ライドシェア支援や、ニセコ町・倶知安町でのUber Taxi展開など、ウィンターリゾートでの取り組みを強化してきた。白馬村での導入も、国際観光地における交通課題解消に向けた戦略の一環であり、今後の横展開にも注目が集まる。