
(出典:株式会社アクティオ)
総合建設機械レンタルを手がける株式会社アクティオは、建設車両の無人レンタルサービス「アクスポ」を2026年2月17日より三重県桑名市の桑名営業所に開設した。今後は全国へ順次拡大していく方針である。
建設業界では高齢化や労働人口減少を背景に人材不足が深刻化しており、限られた人員での業務効率化と就業環境の改善が喫緊の課題となっている。アクスポは建設車両の貸出・返却を無人化することで、利用者の利便性を高めるとともに、省人化と生産性向上を実現する仕組みである。土日祝日を含む24時間365日の出庫・返却に対応し、早朝や夜間作業にも柔軟に対応できる体制を整えた。

(出典:株式会社アクティオ)
利用には事前登録が必要であり、専用申込書への記入後に会員カードまたはQRコードが発行される。電話予約後、指定日時に営業所へ来店し、鍵管理機に会員カードまたはQRコードと免許証をタッチすることで鍵を受け取り、車両を利用する流れである。返却時も同様の操作でキーを返却するため、対面手続きは不要である。
利用者側のメリットとしては、貸出日や返却日を自由に設定できる点に加え、前日貸出が不要となることでコスト削減につながる点が挙げられる。従来は早朝作業に備えて前日から車両を借りる必要があったが、当日出庫が可能となることで無駄な時間と費用を抑えられる。一方でアクティオ側も時間外労働の削減や人員配置の最適化が図られる。
同社はレンタルとコンサルティングを組み合わせた「レンサルティング」のノウハウを強みとし、今後は建設車両以外のレンタル商材にも無人化システムを展開する計画である。無人レンタルの拡充は、建設現場の働き方改革を後押しする新たなインフラとして注目される。