(出典:パーク24株式会社)
パーク24株式会社は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」会員を対象に「クルマの保有とドライブ中の過ごし方」に関するアンケートを実施し、2025年8月末時点での結果を公表した。調査では、クルマの保有理由や非保有理由、ドライブ時の過ごし方など、世代間で異なる意識の差が浮き彫りとなった。
(出典:パーク24株式会社)
クルマを保有している人は全体の56%。保有理由として最も多かったのは「買い物や仕事で必要」(56%)で、続いて「移動や運転が好き」(44%)、「通学・通勤で必要」(40%)が挙げられた。一方、20代以下では「移動や運転が好き」が55%と最多で、日常の利便性よりも“ドライブそのものを楽しむ”傾向が強いことが分かった。
(出典:パーク24株式会社)
一方で、クルマを保有していない人の理由では「維持費が高い」が全年代で6割を超え、特に若年層では「車体価格が高い」が58%と顕著だった。30代以上では「カーシェアやレンタカーで十分」が過半数を占め、50代以上では7割を超える結果に。若年層では「欲しいが買えない」、中高年層では「所有しなくても足りる」という、対照的な意識構造が見て取れる。
(出典:パーク24株式会社)
また、ドライブ中の過ごし方では「音楽を聞く」が43%で最も多く、「同乗者との会話」(29%)、「ラジオを聞く」(15%)と続いた。20代以下では音楽を楽しむ傾向が強く、60代以上では4人に1人がラジオ派と、世代ごとの嗜好も分かれた。
今回の調査からは、生活様式の変化や経済環境の影響により、「必要性」と「趣味性」の両側面でクルマとの関わり方が多様化している現状がうかがえる。パーク24は、維持費の負担を気にせず自由にクルマを利用できるカーシェアサービス「タイムズカー」を通じ、秋の行楽シーズンに向けて新たなドライブスタイルを提案している。