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名古屋圏のエリア版MaaS「CentX」が3月26日リリース カーシェアも対象

投稿日 : 2022.03.16

DX推進

名古屋鉄道は、既存の公式アプリ「名鉄 Touch」を大幅にリニューアルし、愛知・岐阜県を中心とした広範囲で使用できるエリア版MaaSアプリ「CentX(セントエックス」のサービスを3月26日より開始する。

出典:名古屋鉄道

今回新たにリリースされる「CentX(セントエックス」では、名鉄の運行情報やダイヤ検索といった既存の機能を継承。さらに住所や施設の位置からユーザーに最適な移動手段を提案する「地点検索・マルチモーダルルート検索」機能が実装される。

検索できる交通機関には、鉄道、バス、タクシーに加え、カーシェア、シェアサイクルも含まれている。提示された経路検索のページからそのまま各公共交通機関のWebサイトにアクセスできるため、予約や決済の手続きも簡単だ。また、「CentX webチケット」では鉄道の切符と観光施設の入場券がセットになったお得なチケットなどを購入できる。

出典:エリア版MaaSアプリ「CentX」を3月26日(土)にサービス開始します  (PDF)

そのほか、行きたい施設やイベントを、ジャンルやフリーワードから探せる「おでかけ情報」機能や、利用頻度の高い駅・バス停を保存して検索をスムーズにする「マイ駅・マイバス停」機能を実装予定だ。

また、「CentX(セントエックス」のサービス開始を記念して4月よりおでかけ促進無料プレゼントキャンペーンが実施される。アプリをダウンロードし「CentX Web チケット」の会員登録(無料)を行った人が対象で、月替わりで観光施設の入場券や飲食店の無料クーポンなど、さまざまな特典が付く。

名鉄グループは、2023年度までの中期経営計画として、「公共交通事業の構造改革」と「 DX の推進」を重点テーマに掲げている。その一環となる今回のアプリリニューアル。コロナ禍で落ち込む観光需要の回復の一助になるのではと期待されている。

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