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EV車に関する実態調査 ― 5%が乗車、充電インフラの整備が鍵

投稿日 : 2024.06.18

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EV・エコカー

コラム・レポート

(出典:株式会社NEXER)

株式会社NEXERは、グーネット中古車と共同で「EV車の普及」に関するアンケートを実施し、その結果を公表した。調査は2024年5月31日から6月7日にかけて、全国の60代以下の男女966名を対象に行ったものである。

(出典:株式会社NEXER)

今回の調査で、EV車(電気自動車)の普及状況とその課題が明らかになった。まず、現在EV車に乗っている人は全体の5.1%に過ぎなかった。EV車を選ぶ理由として、59.2%の人が「燃料などの維持費を抑えられるから」と回答しており、経済的なメリットが大きな魅力となっている。

(出典:株式会社NEXER)

一方で、EV車に乗っている人の44.9%が「困ったことがある」と回答している。最も多く挙げられた問題は「充電ステーションの少なさ」であり、特に長距離運転時に充電残量を気にしながら走ることがストレスだと感じている人が多かった。また、「充電に時間がかかる」「充電スポットが埋まっている」という声も多く、充電インフラの整備が急務であることが浮き彫りになった。

(出典:株式会社NEXER)

現在EV車を持っていない人に今後の購入意欲を尋ねたところ、28%の人が「購入したい」と答えている。その理由として、「環境に良い」「ガソリン代の高騰」が主な要因となっている。しかし、「災害時の電力供給への不安」や「充電時間の長さ」、「ガソリン車の方が便利」といった理由から、購入をためらう声も多い。

調査結果から、EV車は経済的かつ環境に優しい選択肢として一定の支持を得ているものの、充電インフラの未整備や災害時のリスクなど、課題も多く存在していることが分かった。今後、これらの課題が解決されることで、より多くの人がEV車を選択する可能性が高まると考えられる。

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