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株式会社ファブリカコミュニケーションズが運営する中古車情報サイト「車選びドットコム」は「自販連(一般社団法人 日本自動車販売協会連合会)」と「全軽自協(一般社団法人 全国軽自動車協会連合会)」の統計データをもとに2024年3月における自動車登録台数の推移と、自社の販売数推移から中古車市場の動きを分析した。自動車販売市場は新車登録台数が前月比130.9%、中古車登録台数が141.3%となった。これは、通常3月は新車・中古車ともに登録台数が増える時期であり、従来通りの傾向が見られた。(出典:株式会社ファブリカコミュニケーションズ)
前年比を見ると、新車登録台数は78.9%、中古車登録台数は94.7%となり、過去数年で最も登録台数が少ないことが明らかとなった。(出典:株式会社ファブリカコミュニケーションズ)
中古車相場は2022年に高騰・暴落があり、その後は落ち着いていたが、2024年に再び相場が高まっている。通常3月に新車の納車が増加し下取りが増えることで、中古車オークションへの出品台数が増加し相場が落ち着く流れが見られるが、今年は新車の供給が追いつかず相場が維持されている。
(出典:株式会社ファブリカコミュニケーションズ)
また、車選びドットコムの販売数は2024年の1月以降伸び続け、3月もさらに成果を伸ばしている。国産車では軽自動車が人気を集めており、車種別ランキングではプリウス(トヨタ)とセレナ(日産)以外の上位8車種が軽自動車で占められている。輸入車ではBMW MINIやフォルクスワーゲンが注目されている。