出典:ペーパードライバー講習合同会社
ペーパードライバー講習合同会社は、運転免許を持ちながらも実際の運転に不安を感じる方々を対象にしたペーパードライバー講習の需要が高まっていることを示す調査結果を公表した。この調査は、同社の「ペーパードライバー講習ガイド」ポータルサイトを通じて、252人の利用者を対象に実施された。
【関連記事】カーシェア体験が変えるEVのイメージ:エニカ、EVに関するドライバー意識調査レポートを公開
調査結果によれば、受講者のほとんどは運転技術の向上を目的として講習を受けており、48.5%に達する。その他、車移動が生活上必須になったことが受講理由となる人が23.3%、家族や友人の勧めによる受講者が17.1%である。また、運転に対する自信を高める目的で講習を受ける人が6.7%、新車や新しい運転環境への適応を目指す人が2.8%であることも明らかになった。
ペーパードライバー講習では、基本的な運転操作から高度な技術まで、個々のニーズに応じた学習が可能である。長期間運転から離れている人や、運転技術に自信がない人にとって、この講習は技術向上の重要な機会となる。
講習の必要性は様々な理由による。例えば、引っ越しや子供の送迎、転職などで車を使った移動が必要になるケースや、新しい車や運転環境への適応が求められる場合などがある。家族や友人からの勧めが受講のきっかけとなることも珍しくないようだ。
ソニー損害保険株式会社の調査「2023年 20歳のカーライフ意識調査」によれば、20歳の運転免許保有率は61.2%で、昨年調査から4.0ポイント上昇。同社の過去調査と比較しても上昇傾向にあるという。とはいえ、都市部では自家用車を運転する機会は少なく、人々の車離れも叫ばれる。ペーパードライバー講習は、運転に自信がない人々にとって、運転技術を向上させ、安心して運転できるようになるための貴重な手段となっている。