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自動車所有者の買い替え動向:3年、5年、10年での買い替えが多数派

投稿日 : 2023.12.01

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コラム・レポート

カーリース

出典:ナイル株式会社

ナイル株式会社は、自家用車を所有する全国の男女1,251人を対象に車の買い替え時期や理由に関するインターネット調査を実施した。この調査は2023年10月6日から12日にかけて行われ、有効回答数は1,251である。

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出典:ナイル株式会社

調査結果によると、車の買い替え年数は「3年」「5年」「10年」が多数を占めることが明らかになった。それぞれの割合は「~3年」が19.8%、「~5年」が20.1%、「~10年」が20.7%である。車を乗り換える主なきっかけは、「車検のタイミング」や「故障」であり、その他に「決めていた年数になったから」「ライフイベントのため」といった理由も挙げられている。1~5年の短期間で買い替える理由は、「新型に乗りたい」「いろんな車に乗りたい」という願望からである。

今回の調査は、車の平均保有期間が長くなっている状況の中で行われた。一般社団法人日本自動車工業会の2021年度の乗用車市場動向調査によれば、車の平均保有期間は7.1年であり、10年を超える車の保有も増えている。

ナイル株式会社は、新車・中古車を月額10,000円台から提供するサブスクリプションサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」を展開している。このサービスは2018年から開始され、累計申込者数は20万人を超える。さらに、同社は「カルモスリー」という新サービスも提供している。これは、新車を3年間限定で月額20,000円台から提供するサブスクリプションサービスで、特に短期利用を希望するユーザー向けとして提供されている。

車の買い替えには、廃車や売却の手続きといった手間や、新たな車の購入に伴う費用が発生する。サブスクリプションサービスは、これらの手間や費用をかけずに車を乗り換えたいと考えるユーザーにとって魅力的な選択肢となっている。

この調査結果から、車の乗り換え理由が多様化していることが明らかになった。車検や故障のタイミングでの乗り換えが一般的である一方、新型車や好みの車種への乗り換え希望も見られる。また、サブスクリプションサービスの普及により、車の所有と利用の形態も変化していることが伺える。

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