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豊田市、新たな街の移動手段として「C⁺walk T」を導入: 全国初の公道利用事業を開始

投稿日 : 2023.06.19

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モビリティ

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(出典:トヨタ公式サイト)

愛知県豊田市は、6月9日、全国初となる立ち乗り型歩行領域BEV「C⁺walk T」の公道利用事業「まち⁺モビ」を開始すると発表した。これは、市民や市外からの来訪者が中心市街地を楽しく回遊できることを目指したもので、市街地で「C⁺walk T」を貸し出す事業としては、全国の自治体では初の試みとなる。

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「C⁺walk T」は、公道(歩道)での走行が可能な移動用小型車で、2023年4月1日に改正された道路交通法の車両要件にも適合している。これまで、豊田市つながる社会実証推進協議会は、「C⁺walk T」の公道利用に向けた実証実験を重ねてきた。

(出典:トヨタ公式サイト C⁺walk T利用イメージ)

事業は7月14日から開始され、使用する「C⁺walk T」はトヨタ自動車株式会社製、初期導入台数は5台。対象者は市内外在住者で、年齢を問わず利用可能としている。ただし、乗員要件として身長140~185cm、体重100kg以内(荷物含む)の制限がある。

「まち⁺モビ」の発着点は、とよたエコフルタウン(愛知県豊田市元城町3-11)で、利用には同所のホームページから事前予約が必要だ。予約に空きがあれば当日利用も可能である。今後、利便性向上のため、発着点を豊田市駅前などに順次拡充する計画もあるという。

豊田市は、これまでも立ち乗り型歩行領域BEVの実証実験を続けてきた。公園やイベントでの利便性・活用方法の検証や試乗・ニーズ集約、区画整理事業区域内での走行実証など、多岐にわたる検証を行った。今回の事業開始は、その大きな成果といえる。これからも、新たな移動方法の普及を目指し、さらなる取り組みが期待される。

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