(出典:株式会社eMoBi)
電動トゥクトゥクを活用したモビリティサービスを展開する株式会社eMoBi(代表取締役:石川達基、本社:東京都中央区、以下、 eMoBi)は、2023年9月11日より、神奈川県横須賀市の三笠ターミナル内において、電動トゥクトゥクのレンタルサービス『Emobi 横須賀』のテスト運用を開始すると発表した。また、プレオープン期間中は、通常より低価格で利用できる。
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「Emobi」は、観光地を訪れる人が地域を自由に巡ることができる電動トゥクトゥクのレンタルサービスである。3人乗りの車両を使用し、普通自動車免許があれば運転できる。また、ドアが存在しないため、風景を直接体感しながらの開放的な移動が可能だ。このサービスは現在、全国9ヵ所で展開されており、特にZ世代や20代のカップルを中心に、多世代からの支持を受けている。
横須賀は、東京湾と相模湾に挟まれた観光地として知られ、毎年多くの観光客が訪れる都市だ。近年は観光客の誘致を目的とした市の取り組みが進められ、豊かな自然や歴史、文化を背景とした観光メニューが増加している。しかし、観光スポット間のアクセスの改善が課題となっていた。この課題に応える形で、eMoBiは横須賀でのサービス提供を決定。観光地巡りやグルメ巡りをより手軽に、そして楽しみながら体験できる新たな移動手段として、電動トゥクトゥクの導入を予定している。
(出典:株式会社eMoBi)
サービスは、2023年9月11日から18日までのプレオープンを経て、10月14日に正式サービスを開始する予定だ。設置場所は三笠ターミナルの発着所で、利用時間は9:30から17:00まで。料金はプレオープン期間中は2時間2,000円、正式サービス開始後の平日は2時間3,500円、土日祝は2時間5,000円となっている。延長料金も設定されており、利用者のニーズに合わせた柔軟な料金体系となっている。サービス開始当初は2台のトゥクトゥクを導入する予定で、今後、順次増やしていく計画である。
観光客の移動手段としての機能はもちろん、新しいアクティビティとしての楽しみを提供することで、横須賀の魅力をさらに引き立てることに貢献することが期待される。