(出典:GO株式会社)
タクシーアプリ『GO』を展開するGO株式会社と福岡市を拠点とする福交グループ5社(福岡交通株式会社、清流タクシー有限会社、九州交通株式会社、株式会社シティタクシー、文化タクシー株式会社)は、九州地方において初めてとなる乗務員不足解消と供給力向上を目指す『GO Reserve / GO Crew』の取り組みを2024年8月6日から開始した。
当プロジェクトは、アプリによる注文をメインにする『GO Reserve』車両に、二種免許を持つパートタイムドライバー『GO Crew』が乗務する。車両にはドライブレコーダーを装備し、フレキシブルなシフト制度を採用したことで、日々の労働時間も調整しやすい環境が整っており、未経験者も参入しやすくなっている。すでに9都府県で100台以上の稼働があり、8月6日からは九州地方でも、合計10台の車両が稼働を開始した。
タクシー業界では乗務員不足という課題に直面している。現在福岡市でも、ドライバーの高齢化や乗務員不足が問題となっている。今回の『GO Reserve / GO Crew』プロジェクトが問題解消の手助けになることが期待されている。
福岡交通株式会社代表取締役社長の野上正嗣氏は、今回のプロジェクトを通じタクシーの供給不足の解消だけではなく、多様な働き方にも応えていきたいと述べており、また、清流タクシーの専務取締役である中井一貴氏は、タクシー供給力増加につながる大きな可能性を持つと強調した。