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JR東海、浜名湖でサイクリング事業始動:観光と地域創生を両立

投稿日 : 2025.06.13

静岡県

モビリティ

(出典:東海旅客鉄道株式会社)

JR東海は、浜名湖エリアの関係観光協会と連携し、観光による地域創生を目的とした「浜名湖サイクリング事業」を立ち上げた。鉄道利用と組み合わせて浜名湖を訪れ、サイクリングを楽しんでもらうことを狙いとしたもので、今後は各種仕掛けを展開していく予定である。

浜名湖は、高低差が少なく、初心者にも優しいサイクリングコースが設定できる地形が特長である。加えて、豊かな自然やご当地グルメ、温泉といった魅力的な観光資源に恵まれ、旅行と組み合わせたアクティビティとしての相性も高い。また、東海道新幹線沿線に位置するため、首都圏や関西圏からのアクセスも良好である。

(出典:東海旅客鉄道株式会社)

事業の中核を担うのが、2025年5月31日に開業する「弁天島サイクルゲート」である。弁天島駅から徒歩3分の弁天島海浜公園内に位置し、舞阪町観光協会とJR東海が共同で運営する。JR東海としては初のレンタサイクル拠点であり、e-bikeやスポーツバイクなど、幅広い車種をラインナップしている。なかには、静岡県内の企業が提供するモデルも含まれており、地域連携の色合いも強い。

また、舘山寺温泉での乗捨てオプションも用意されており、サイクリング後に温泉や地元グルメを楽しむ周遊型の観光スタイルが実現可能である。空気入れや工具を貸し出す「バイシクルピット」も併設されており、サイクリストに優しいサービスが整っている。

浜名湖を新たな“サイクリングの聖地”として発信するこのプロジェクトは、観光誘客と地域活性化の両立を目指す注目の取り組みといえよう。

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