(出典:株式会社eMoBi)
オーバーツーリズムによる鎌倉エリアの交通渋滞が深刻化する中、電動トゥクトゥクレンタルの株式会社eMoBi(以下: eMoBi)が、鎌倉市民向けの割引プランを4月28日からスタートする。これにより、鎌倉市民であれば、通常料金12,000円のところを7,980円(4時間)で電動トゥクトゥクを利用できる。このプランは、ゴールデンウィークが終わっても継続して提供される予定だ。
鎌倉は観光スポットが多いものの、距離が離れて点在しているため、夏休みやGWなどのピーク時には渋滞や公共交通機関の混雑が大きな問題となっている。そこで、eMoBiが提案する電動トゥクトゥクだ。電動トゥクトゥクは、車体が小さく接触事故リスクが減り、狭い道もスイスイ移動できるといった特徴がある。さらに、ドアがなく風を浴びながら移動することができ、非日常的な鎌倉を体験できる。また、公共交通機関と異なり、待ち時間や遅延がなく、スケジュールが組みやすい点も魅力だ。このような点から、ストレスフリーでスムーズな移動を実現するモビリティとして期待されている。
(出典:株式会社eMoBi)
電動トゥクトゥクのレンタルステーション「えもび鎌倉」は、2023年3月に鎌倉駅前にグランドオープンして以降、世代を問わず多くの利用者がいる。特に、大学生を中心としたZ世代に人気で、新しい観光体験を楽しんでいるという。
鎌倉市民割引プランは、2023年4月28日から開始され、通常料金12,000円のところを7,980円(4時間)で利用できる。電動トゥクトゥクは最大3名まで乗れるが、1名でも鎌倉市民であれば割引が適用される。
株式会社eMoBiは今後も鎌倉市民向けの展開を計画しており、2023年夏には個人ユーザー向けに電動トゥクトゥクの販売やリースプランを限定的に提供する予定だ。鎌倉エリアでは、道路が狭く交通量が多く、坂道も多いため、自動車よりも気軽に外出できる乗り物として電動トゥクトゥクが適していると考えられる。
今後も、株式会社eMoBiがどのような展開を行い、電動トゥクトゥクが鎌倉市民の生活にどのような変化をもたらすのかに注目していきたい。
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