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烏山線沿線で「LUUP」導入へ、JR東日本×Luup、電動アシスト自転車で広がる新しいサイクルツーリズム

投稿日 : 2025.10.14

栃木県

モビリティ

(出典:株式会社Luup)

株式会社Luupは、東日本旅客鉄道株式会社大宮支社と連携し、2025年10月18日から、栃木県の烏山線・宝積寺駅西口駅前広場にマイクロモビリティシェア「LUUP」を導入する。これは、自治体や企業、団体が地域単位で「LUUP」を導入する仕組み「LUUP for Community」の一環として実施されるもので、電動アシスト自転車を活用した観光振興や地域の移動利便性向上を目的としている。

今回の導入では、電動アシスト自転車10台を宝積寺駅前に配備し、栃木県塩谷郡高根沢町および那須烏山市エリアでサービスを展開する。利用料金は1時間で税込300円、24時間いつでも利用できる。専用アプリ「LUUP」から予約・決済まで完結し、観光客はもちろん、沿線住民の短距離移動にも活用できる設計である。

(出典:株式会社Luup)

烏山線沿線には、駅から少し離れた場所にも魅力的な観光地やグルメスポットが多く、観光客のアクセス課題が指摘されていた。今回の取り組みは、サイクルトレインとの連携によって「電車+自転車」という新しい観光スタイルを提案するもので、烏山線の利用促進にも寄与する。JRE MALL上でサイクルトレインの予約が可能で、LUUPを組み合わせた“モビリティ一体型観光”が実現する。

Luupはこれまでも、自治体や鉄道事業者と協働して地域の短距離移動課題の解決に取り組んできた。「LUUP for Community」は、地域が自ら主体となって導入・運営を行う仕組みであり、観光施設やホテルなどを中心に、来訪者と地域住民の双方に利便性と回遊性を提供するものだ。

今回の烏山線沿線での展開により、観光地と駅、地域の拠点をつなぐ新たな交通モデルが生まれる。LuupとJR東日本は、持続可能な地域交通の構築とともに、地方の魅力を再発見する観光スタイルの創出を目指している。

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