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冬期割増を導入しない札幌MK、空港定額タクシーが他社より26%安く

投稿日 : 2026.01.07

北海道

モビリティ

(出典:エムケイホールディングス株式会社)

2025年12月17日、札幌地域全体でタクシー運賃改定が実施され、約60年ぶりとなる「冬期割増」がほぼ全社で導入された。一般他社タクシーでは冬期割増として2割増が適用され、遠距離割引も「5千円超3割引」から「7千円超分1割引」へと大幅に縮小された。

(出典:エムケイホールディングス株式会社)

こうした中、札幌エムケイ株式会社(札幌MK)は冬期割増の導入を見送り、遠距離割引も従来どおり「5千円超分3割引」を維持する方針を打ち出した。10%の運賃値上げと迎車回送料金200円の新設は行ったものの、冬期における利用者負担の急増を避ける判断である。

(出典:エムケイホールディングス株式会社)

この方針により、札幌MKの「空港定額タクシー」は、冬期割増期間(2025年12月17日~2026年3月26日)において、一般他社タクシーと比べて大幅に割安となった。札幌駅を含むエリアでは、一般他社の冬期割増適用後の定額運賃が17,400円であるのに対し、札幌MKは12,900円と約26%も安い。冬期割増期間外でも一般他社14,500円に対し12,900円と、約11%の価格差を維持している。

空港定額タクシーは、渋滞などによる運賃変動がなく、新千歳空港と札幌市内の自宅・ホテルを乗り換えなしで直行できる点が特徴である。札幌MKは2009年の開業以来、空港定額タクシーを主力サービスとして展開しており、2024年度には25,111台を運行するなど実績も豊富である。

また、メータータクシー利用時においても、札幌MKは一般他社と比べて10%安い基本運賃を維持し、遠距離割引も縮小しなかったため、冬期割増期間中に札幌駅から新千歳空港まで利用した場合、一般他社より最大で約4割安くなるケースもある。

札幌地域で冬の空港アクセスに悩む利用者にとって、冬期割増を導入せず定額運賃を据え置いた札幌MKの存在は、今冬の移動コストを大きく左右する選択肢となりそうである。

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