(出典:株式会社Workplays)
地域のデジタルリノベーションカンパニー、株式会社Workplays(本社:鳥取県鳥取市、代表取締役:奥村隆史)は、立命館大学経営学部の徳田昭雄教授・岡部周平教授ゼミと連携し、鳥取砂丘にて観光特化型の電動キックボードシェアリングサービス「Route」の実証実験を2023年8月1日から開始したと発表した。
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「Route」は、”あなたの旅をもっと自由にする観光インフラをつくる”というミッションのもと、地方観光の課題を解消することを目的としたサービスである。地方観光地における交通手段の不便さや移動の難しさを電動キックボードの導入により解消するとともに、旅先での新しい体験を提供することを目指す。
鳥取砂丘での実証実験は、砂丘の東側、西側、多鯰ヶ池周辺の周遊を視野に入れて行われる。本実証実験の目的は、電動キックボードの導入による移動の便利さや観光地での価格設定、安全性の検証である。期間は2023年8月1日から20日まで、営業時間は9:30から16:00、専用駐輪場はおみやげ&軽食の店「サンコスモス」、貸出台数は6台とされている。
立命館大学との協働プロジェクトは「学生と実務家による新しい価値の共創プロジェクト」として進行しており、電動キックボードの社会実装を大学生の視点で行っている。本取り組みを通じて、電動キックボードが単なる移動手段でなく、新しい魅力的な体験を提供する手段として観光地での普及を目指す。
今後の展望として、実証実験の結果を基に、2023年7月1日に施行された改正道路交通法に基づいて、鳥取砂丘周辺での電動キックボードの展開を計画している。さらに、若年層を中心とした利用拡大を視野に、交通ルールの周知イベントなどの開催も予定されている。
株式会社Workplaysは、鳥取発のデジタルリノベーションカンパニーとして、デジタル技術を活用し地域の価値を高める活動を行っている。デジタルマーケティングを強みとし、Webサービスとの連携を通じて、地域のデジタルリノベーションの実現を推進している。
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