アルパインマーケティングが、同社が運営するカーシェアリング事業「ストリカ」に、車中泊仕様のハイエースを追加する。予約は 3 月 3 日から受け付ける。
ただ移動するだけではない、個性的なカーシェアにまた新たなタイプが加わった。
電子部品、カーエレクトロニクス関連製品の開発、製造、販売を行う アルプスアルパイン株式会社(東京都大田区)の、国内マーケティング部門である アルパインマーケティング株式会社(東京都大田区)は、アルパイン最新のカーナビや、サウンドシステムなどに加え、目的に合わせた道具や装備をセットにした新しいカーシェアサービス、「ストリカ」を 2021 年 9 月 15 日より始めている。
目的に合わせることを顧客にとっての物語、「ストーリー」と位置づけ、目的地で気軽にキャンプを楽しむことができる「ファミリーキャンプストーリー」や、ドライブ先でサイクリングを楽しむ、「ポタリングストーリー」、カップル向けも「デュオキャンプストーリー」など、非日常の体験や楽しみを提供してきた。
今回新たに「トリップベースストーリー」として、仲間とウィンタースポーツを手軽に楽しむために、車中泊できる仕様の新しいパッケージが追加された。
車両の装備や道具の準備が必要なく、思い立ったらすぐにでも、仲間たちと手軽にゲレンデへ出発できる。シェアリングに使われる車両はトヨタの「ハイエース 車中泊仕様車」だ。車内は大人 4 人が移動・就寝できるパッケージとなっており、テーブルや 2 段ベッドが内装される。
スキーやスノーボードなど長い荷物でも積み込めるスペースを用意しており、荷物を積み込んですぐに冬のアクティビティへと出発できる。移動だけではなく、後部座席は到着後に二段ベッドに組み替えることができる。下の段は長さ約 2200mm、上の段は全長約 1800mm のロフトベッドであり、大人一人ひとり、それぞれに十分なスペースが用意された快適な夜を過ごすことができる仕組みだ。