(出典:岐阜新聞Web)
株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメント(以下、マイステイズ)は、Terra Motors株式会社(以下、テラモーターズ)が提供するEV充電インフラ「Terra Charge(テラチャージ)」を、運営する90ホテルでの導入を予定していると発表した。亀の井ホテルブランドでは、全国のすべての32ホテルで導入され、グループ全体で90ホテル、156台の新規設置が予定されている。
マイステイズは、脱炭素社会の実現へ向けた策の一つとして、SDGsの流れの中で電気のみで走行するEV車が環境問題改善のカギだと考え、導入を決定した。また、国内でもEV化の機運が高まる中で、旅の移動手段が大きな変革期を迎えている点も導入の背景となっている。
特に、日本全国の豊かな源泉、素晴らしい景勝を持ち合わせる「亀の井ホテル」では、立地上、自家用車を利用した宿泊者も多く、32すべてのホテルで合計64台の新規設置が予定されている。これにより、設備が整っていることは、今後ますます重要になるだろう。
テラモーターズ社の「Terra Charge」は、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリを用いて、利用者が簡単に利用できるのが特徴である。利用者は宿泊中に充電ができ、旅行中の限られた時間を有効に活用できるメリットがある。
(出典:亀の井ホテル公式)
設備は本年年内中に順次設置をする予定であり、マイステイズは、引き続き環境に配慮したこれからの旅行を支援するサービスや施設の充実を目指すとしている。
日本国内では、政府が2035年のガソリン車新車販売禁止に向けてEVの普及を目指し、充電インフラの整備を進めており、今後もホテルや観光施設などでのEV充電インフラの整備が進むことが予想される。旅行者がEVを気軽に利用できる環境が整うことで、さらなる観光業界の発展や、地球環境に配慮した持続可能な観光が推進されることが期待される。
今後のマイステイズ・ホテル・マネジメントとテラモーターズの連携による展開、そして日本全国のホテルでのEV充電インフラ整備についても注目していきたい。