鳥取県倉吉市に、コワーキングスペース兼シェアオフィス「ワーキングガレージSISU」がオープンした。入居者には電気自動車や軽ワンボックスなど、格安カーシェアも提供される。
東洋経済新報社による「住みよさランキング2021」で全国第 5 位に選ばれた鳥取県倉吉市に、カーシェアを利用して野外活動や温泉などの周辺アクティビティも行える、ワーケーション・コワーキングスペース施設が開業した。
岩世有限会社がオープンした「ワーキングガレージSISU」だ。県外の企業ニーズにも応えるため、カーシェアの利用もできるようになっている。
「ワーキングガレージSISU」には、コワーキングスペース、シェアオフィス、多目的スタジオが併設されているほか、EVや軽ワンボックス キャンピングカーのカーシェアも備えている。県外からの週末起業や、2 拠点生活、サテライト オフィス、ワーケーションなどのビジネス拠点としての利用にもぴったりだ。
カーシェアのサービスを備えている点が「ワーキングガレージSISU」の特徴だ。鳥取県中部に位置し、自然豊かでアウトドアや観光などが楽しめる暮らしやすい街である倉吉市の立地の強みを活かし、行動範囲の拡がりをサポートする。
シェアオフィスの契約者が格安で利用できるこのカーシェアサービスでは、単に車両を移動に使えるだけでなく、借りた車でデイキャンプや観光、スポーツ、レジャーなどを楽しめる。軽ワンボックスキャンピングカーもシェア利用でき、ドーム型テントやアウトドアテーブルや椅子などのレンタルもあるため、平日にオフィスで仕事をした後、「週末に向けてキャンプへお出かけ」といった利用も可能だ。
新型コロナウイルス感染症によりニーズが増えたシェアオフィス・サテライトオフィスだが、自家用車を持たない人が増えた現代において、その場ですぐに借りられるカーシェアリングは利用者にとってかなり嬉しい機能となるだろう。