(出典:オートバックスセブン)
カー用品販売大手のオートバックスセブンの子会社、株式会社オートバックスフィナンシャルサービスは、これまで代車として提供していたレンタカーサービスを、一般向けに拡充し「オートバックスレンタカー」として順次展開を開始した。第1号店として、千葉県柏市の「オートバックスカーズかしわ大井」で先行導入されている。
この取り組みは、レンタカーの用途が日常利用へと多様化する中で生まれたものである。従来は車検や修理などの代車としての利用が中心だったが、買い物や送迎、日帰りレジャーなど普段使いとしてのニーズが高まっていることを背景に、サービスの対象を一般顧客にも拡大する方針となった。
新たに展開される「オートバックスレンタカー」では、代車用途に適した軽自動車だけでなく、環境負荷の低いハイブリッド車やEV車もラインアップに加える予定である。さらに、旅行やアウトドアを楽しみたい利用者に向けて、キャンピングカーや長距離移動に適したミニバンも導入予定であり、多様なモビリティライフに応えるサービス構築を進めている。
今後は取り扱い店舗を全国に順次拡大し、利便性の向上とともに、モビリティ分野における環境・社会課題の解決にも寄与していく方針である。オートバックスは、「社会の交通の安全とお客様の豊かな人生の実現」というパーパスのもと、カーライフに新たな選択肢を提供することで、より安心・快適な移動体験を提供していく考えである。