スカイレンタカーは、スマートフォンのみで予約から返却までを完了できる、車両の無人貸渡サービス「スカイレンタカー・スマートサービス」を提供している。
「スカイレンタカー・スマートサービス」では、利用者と店舗スタッフとが接触することなく、スマートフォンの専用アプリから好きな時間に車を借りることができる。カーシェアのように非対面・非接触でありながら、レンタカーの品質を維持したハイブリッド型の新しいサービスであるという。会員費などの設定はない。
カーシェアリングサービスのように、スマートフォンを車の鍵として利用することで、予約から利用・返却まで全てアプリのみで完結できるこのサービス。アプリでは車の空き状況や車種、支払い金額のチェックもすぐに可能。
カーシェアリングと似たサービスであるが、利用者に対するサポートシステムやホスピタリティによって、区別化を図っている。
例えば、カーシェアでは基本的に、車内清掃は月に数回から週に1回程度、もしくは利用者自身で行う。一方、同サービスでは利用ごとにスタッフにて清掃・除菌が行われる。利用者は、常にガソリン満タンで清掃された車を使うことが可能。
また、利用者が初めて乗る車の運転や操作に不安を感じた場合には、営業時間内であれば近くの店舗のスタッフが出向いて対応するというサービスも実施している。
「スカイレンタカー・スマートサービス」は、現在以下の26店舗でサービスを展開しており、今後も随時全国に拡大していく予定。
現在、スカイレンタカーをはじめとしたいくつかのレンタカー企業において、このような無人車両貸出サービスの提供がスタートしている。レンタカー利用時の手続きを短縮できることが支持されているのに加え、コロナ禍において非対面・非接触の車両利用の需要が高まっていることが予想できる。