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EV充電器の利用効率向上へ:エネチェンジ、「空車通知」機能をリリース

投稿日 : 2024.03.11

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出典:ENECHANGE株式会社

ENECHANGE株式会社(以下、エネチェンジ)は、EV(電気自動車)の充電待ち時間を軽減するための「空車通知」機能を、自社のEV充電エネチェンジアプリに追加した。この機能は、利用者にとってのストレス軽減と、充電器の効率的な使用を目的としている。

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出典:ENECHANGE株式会社

背景には、政府が2035年までに新車販売の電動車比率を100%にする目標を掲げ、EVおよびPHEV(プラグインハイブリッド車)の市場が成長していることがある。2023年の年間新車販売台数は14万台と過去最高を記録し、その結果、利用希望者が順番待ちをする「充電渋滞」が発生するなどの新たな課題が浮上している。

「空車通知」機能は、登録したスポットで充電が終了した際に通知を受け取れるようにするとともに、充電を終えた人には「充電器を利用したい人の数」を表示し、次の利用者の存在を知らせる。これにより、充電完了後の速やかな車両移動が促され、充電器のスムーズな利用につながることが期待される。

アプリの使用方法は、充電を希望する場合、お気に入りリストにスポットを追加し、通知をオンにすることで、充電器が空いた際にプッシュ通知が届くように設計されている。充電終了時にはアプリで「充電終了」ボタンを押すことで、空き待ちのユーザー数を確認できる。

加えて、エネチェンジはアプリのユーザー利便性向上を目指し、メディア閲覧機能やマイページ機能を追加した。これにより、EVや充電に関する基礎知識、最新情報の閲覧や、充電履歴や各種データの確認が可能になる。

出典:ENECHANGE株式会社

エネチェンジは、デジタル技術を活用して脱炭素社会を推進するテック企業であり、エネルギー関連のサービスを提供している。EV充電エネチェンジは、ユーザーファーストを掲げ、無料アプリでの利用や充電カードの対応など、便利で手軽な充電環境の提供に努めている。全国の様々な施設に設置されている「EV充電エネチェンジ」の普通充電器は、導入台数No.1を誇り、設置から運営までトータルでサポートしている。同社はEV充電インフラの利便性向上と効率的な運用を目指し、ユーザーにとってより良い充電環境の実現に貢献している。

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