(出典:株式会社 ヤマダホールディングス)
株式会社ヤマダホールディングスは、株式会社ヤマダデンキ(群馬県高崎市)と株式会社プラゴ(東京都品川区東五反田)が協力し、店舗を拠点とするEV(電気自動車)充電インフラ整備の協業を「YAMADA GREEN」に認定したと発表した。「YAMADA GREEN」は、大気汚染や地球温暖化の原因となるCO2排出量の削減による脱炭素社会を目指す取り組みを認定するものである。
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具体的には、ヤマダデンキ店舗「LABI1 LIFE SELECT なんば」で、プラゴの提供するアプリ「My プラゴ」を用いた事前予約から充電利用、電子決済が可能なEV急速充電器「PLUGO RAPID」の提供を2023年7月4日に開始した。このサービスは、来店時に充電ステーションを予約し、買い物中に充電を済ませることができるというもので、これにより、EVで来店する客にとっての利便性が向上すると期待されている。
(出典:株式会社 ヤマダホールディングス)
さらに、プラゴの充電スタンドはすべて再生可能エネルギーを用いる「グリーン充電」を実装している。これにより、CO2等の温室効果ガスを排出せずにEVの充電が可能となる。具体的には、充電に用いる電力量に対し、プラゴが再生可能エネルギー発電事業者から調達した環境価値(非化石証書)を割り当てることで、CO2排出量をオフセットする。
「YAMADA GREEN」はヤマダホールディングスが独自に規定する環境基準を満たした商品や取り組みを認めるもので、この認定マークを表示することで、消費者に対しその取り組みが環境に配慮したものであることを明確に伝える。ヤマダホールディングスは今後も、循環型社会の構築や地球環境に配慮した保全活動を推進し、持続可能な社会の実現に努めると表明している。