(出典:株式会社ファミリーマート)
「街中を“駅前化”する交通インフラ」を目指す、電動小型モビリティのシェアリングサービス「LUUP」。そのポートが、今回、ファミリーマートの神奈川、大阪、広島の各店舗に新たに導入される。なお、広島県でのコンビニエンスストアへの電動キックボードのポート設置は、初の試みだ。(2023年7月26日時点、Luup調査より)
ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介、以下「ファミリーマート」)とLUUPを手掛ける株式会社Luup(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:岡井大輝、以下「Luup」)は、電動キックボードを中心としたマイクロモビリティの利便性と、コンビニエンスストアの地域密着性を組み合わせることで、新たな価値創出を狙う。両社は、2022年4月に資本業務提携を行い、相互送客を中心とした連携を進めてきた。LUUPは、東京と京都での42店舗へのポート導入を経て、今回の新たなエリアへの展開に至った。
今回の設置店舗は、計5店舗。神奈川県「ファミリーマート tvk ecom park店」と、大阪府「ファミリーマート黒門市場東店」「内本町西店」は2023年7月28日から、広島県「ファミリーマート新白島駅前店」「堺町二丁目店」は7月31日からサービスが開始される。
ファミリーマートの店舗内やその敷地を活かした空きスペースに設置されるこれらのポートは、来店促進の一環として、また地域社会の利便性向上のための新しい取り組みとして期待されている。今後の展望としてLuupは、2023年度中に全国でのポート数を100店舗まで増やすことを目標としている。
これらの取り組みを進める中で、ファミリーマートとLuupは、相互の送客だけでなく、安全な乗り方の啓発や店舗を活用した安全対策の推進など、利用者の安全を最優先とした協業を継続して行っていく考えである。街全体の利便性向上とともに、その活性化にも寄与するこの新しい取り組みは、今後のさらなる展開が注目される。
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