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「Uber Taxi」が新潟市でサービス開始、電脳交通との連携により全国28都道府県へ拡大

投稿日 : 2025.07.24

新潟県

モビリティ

(出典:Uber Japan株式会社)

Uber Japan株式会社は、スマートフォンアプリ「Uber」でタクシーが呼べる「Uber Taxi」サービスを、2025年6月23日より新潟県新潟市にて開始した。これにより「Uber Taxi」の提供エリアは全国28都道府県に広がり、新潟県では初の展開となる。

今回のサービス開始は、Uber Japanと株式会社電脳交通が2025年2月に締結した戦略的パートナーシップに基づくものである。電脳交通が提供するクラウド型タクシー配車システム「DS」と「Uber」アプリが連携することで、Uber Japanと個別契約を結んでいないタクシー事業者でも「Uber」アプリを通じた配車リクエストの受信が可能となった。

この取り組みにより、Uberアプリ利用者にとっては旅行先や新規エリアでの配車が容易となり、タクシー事業者にとっては新たな顧客層の獲得や運行効率の向上が期待できる。6月17日には四国3県(徳島・香川・愛媛)でもサービスが開始されており、地方都市での展開が加速している。

新潟市においては、運転手不足やバス路線の減便など、地域交通の課題が顕在化している一方で、観光客の増加によりタクシー移動の需要が高まっている。こうした背景のもと、「Uber Taxi」の導入は地元住民と観光客の双方に利便性を提供し、地域の移動手段の充実に資するものである。

「Uber」アプリは自動決済や多言語対応、チャット機能などを備え、快適な乗車体験を実現している。今後もUber Japanは電脳交通や地域のタクシー事業者との連携を深め、全国各地での展開と地域交通のアップデートを進めていく構えである。

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