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情報混乱を解消:「国際運転免許 誤情報発見時等 通知サービス」開始

投稿日 : 2023.06.01

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業界ニュース

インターネット上には日本での運転に必要な国際運転免許証の情報が点在しているが、古く誤った情報を掲載したままになっているサイトも多数存在する。国際運転免許証に関連する最新情報は、国際運転免許証の発給開始や停止、またジュネーブ条約の加盟国が増える等の理由で、更新が度々発生してしまうからだ。特に、近年は無効な国際運転免許や偽造品が出回るようになり、正しい情報の提供がより重要になっている。そのような誤情報は、インバウンド旅行者や民間の事業者など、国際免許証情報を必要とする利用者や事業者に混乱を招き、問題となっている。

インバウンド観光とレンタカー:増加する外国人観光客と交通安全問題

この問題を解決すべく、一般社団法人国際免許情報センター(以下、同社団)は、新たな無料サービス「国際運転免許 誤情報発見時等 通知サービス」の提供を開始した。このサービスは、主にインバウンド事業者、レンタカー事業者、旅行代理店を対象とし、インターネット上を巡回し誤情報を発見した際、そのサイト運営者に対して通知し修正の依頼を行うものである。

同サービスは、事前に申し込みを行ったサイト運営者に対して、誤情報を発見した際に即座に通知するものであり、事業者としては誤情報の早期修正が可能となる。また、同社団にとってもサイト運営者との連絡がスムーズに行えるため、効率よく誤情報の修正を促すことができる。同社団は世界最大級の国際運転免許データベースを活用し、公益事業の一環として無料でこのサービスを提供する。

本サービスにより、インバウンド事業者やレンタカー事業者、旅行代理店などが持つウェブサイト上での誤情報問題が解消され、より正確な情報が提供されることにつながる。これは、適切な情報提供が求められる現代社会において、非常に重要だ。ウェブサイト運営者にとっても、サービスの申し込みにより自社サイト上の誤情報を早期に修正できるため、信頼性の向上と利用者の混乱防止に繋がる。

このように、「国際運転免許 誤情報発見時等 通知サービス」は、国際免許証に関する情報の正確性を高め、各種事業者のサービス向上に寄与するとともに、利用者に対する混乱を減らす役割を果たしていく。

■IDPアライアンス(一般社団法人国際免許情報センター)とは
世界中で確認・利用された国際運転免許証のデータをはじめ、政府機関や加盟団体からの情報を基に、世界最大級の国際運転免許証データベースを構築。この情報はIDPアライアンスの加盟団体に対して提供される。情報の正確性確保のため、加盟に関する料金は無料である。

通知サービスの申し込みはこちらから

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