アルパインが、2021 年 9 月にサービス提供を開始したカーシェアリング事業「STORYCA」(ストリカ)に、車両と道具・装備をパッケージにしたカーシェア車両「CAFE STYLE STORY」を導入。今月 5 日より予約受付を開始した。
「Emotion in Mobility(移動を感動へ)」をビジョンとしてモビリティ事業を展開するアルパインマーケティング株式会社が提供する「STORYCA」(ストリカ)は、車両とキャンプ道具などをパッケージングした新しいタイプのカーシェアリングサービスだ。
このサービスの特徴は、カーシェア を利用するユーザーの目的に合わせ、それぞれ求められるツールや装備が積載された車両を借りられることが特徴だ。たとえばキャンプ仕様の車両であれば、キャンプに必要なテントや折り畳みの椅子、寝袋やクーラーボックスなど、キャンプ道具一式が車両に標準装備されている。ユーザーはキャンプに行くた目に道具を購入したり、レンタルしたりする必要がなく、「STORYCA」の車両に乗り込めば手ぶらでレジャーを楽しめるようになっている。
新たに導入された「CAFE STYLE STORY」(カフェスタイルストーリー)では、気軽に日常から離れて一日を楽しめる、女性のためのカーシェアリングサービスだ。 車内には引き出し式テーブルやアウトドアチェア、マグカップやコーヒードリッパー、コ ーヒーミルなどのカフェセットが装備されており、 思い立ったらすぐに手ぶらで、ドライブに出かけられる。ドライブ先では好きな場所に車を停めてイスとテーブルを広げれば、自分たちだけのカフェ空間を簡単に楽しむことができる。
この「CAFE STYLE STORY」車両は、大阪府吹田市南金田の「ステーション」に配備されてい。「STORYCA」は今後、STORY のバリエーションを拡充しながら、車両の増車、「ステーショ ン」の整備を全国に拡大していく見込み。