JR西日本レンタカー&リース株式会社は、鳥取県の大山山麓・日野川流域観光推進協議会と連携し、「白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース」を活用したレンタサイクルのサービスを７月よりスタートする。
新型コロナウイルスの影響によりレンタカーやカーシェアの需要が高まる中、密を避けられ、健康増進にも一役買ってくれるということで、サイクリングにも注目が集まっている。実際、鳥取県米子市・境港市にまたがる弓ヶ浜サイクリングコースは、2020年3月に竣工して以来、年々利用者が増えているとのことだ。
そこで今回、JR西日本レンタカー＆リースが地元の観光推進協議会と連携し、レンタカーの営業所にてスポーツバイクを貸し出す「弓ヶ浜レンタサイクル」のサービス提供を決定した。内容は、駅レンタカーの米子営業所に折りたたみ式のスポーツバイク10台を配備し、レンタルサービスを行うというもの。バイクを収納する輪行袋も併せて貸し出されるため、列車での持ち運びも可能となっている。希望の旅程に合わせ、列車とレンタサイクルの走行距離を調整できるのが本サービスの魅力だ。
料金は税込みで１日1,000円。営業時間は８時から18時まで。７月１日のサービス開始に先立ち、６月30日に境港市の美保湾展望駐車場にて、レンタサイクルの体験会が催される。当日は、実際にサービスで使用されるスポーツバイクに試乗し、弓ヶ浜サイクリングロードを走行できるという。