出典:株式会社REXEV
株式会社REXEV(代表取締役社長:渡部健)は、福島県白河市において、電気自動車(EV)カーシェアリング事業の支援を開始した。これは、同社が運営するeemoカーシェアリングのフランチャイズとして、白河市観光物産協会が参画し、住友三井オートサービス株式会社の協力を得て実施されている。
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取り組みの背景には、白河市の自然豊かな環境を保全し、未来に継承するという目標がある。そのため、市は脱炭素社会の実現に向けて積極的な施策を推進し、その一環としてEV公用車のシェアリング事業をスタートさせた。この事業は、平日は公用車として使用し、休日は市民や観光客に開放される。これにより、市民がEVに親しむ機会を増やし、理解を深めることを目指している。
白河市観光物産協会がEVカーシェアリングの運営を担当し、SMASの協力の下、EV日産リーフ2台が配置された。REXEVは、スマート充電器と連携したカーシェアシステムを提供している。サービス提供のために、JR白河駅西側の駐車場にEVステーションも設置され、利用者は専用のスマートフォンアプリを使用することで予約が可能だ。料金体系は15分264円からとなっており、土日祝日に限らず利用可能となっている。充電は簡単なプラグの差し替えだけで完了する。
出典:株式会社REXEV
REXEVでは、他の地域でもEVカーシェアを開始するためのフルパッケージ型のEVカーシェアリング・プラットフォームを提供している。eemoカーシェアのフランチャイズとして、事業開始コストを抑えるサポートを行っている。これには、EV用充電器の設置や電気工事の手配、EV調達、カーシェアリング市場の調査などが含まれる。REXEVは今後もeemoカーシェアのフランチャイズ提供を通じて、その実現に努めていくとしている。