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東京都、時速50kmで走る自動運転バスの実験運行を期間限定で実施

投稿日 : 2023.10.05

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(出典:TAMa-GO公式サイト)

運転手不足という現代の課題に対応する形で、東京都は自動運転バスの導入を進めている。その中で、パシフィックコンサルタンツ株式会社は、「令和5年度 自動運転社会を見据えた都市づくりに関する調査検討業務委託」を受託し、西新宿エリアでの自動運転バスの運行を開始した。京王バス株式会社が運行事業者として、埼玉工業大学が車両提供者として参加する。

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この自動運転バスは、新宿駅西口から都庁第一本庁舎、第二本庁舎を経由して新宿駅西口に戻るルートを、法定速度時速50キロを上限として走行する。このプロジェクトは2023年10月2日(月)から10月13日(金)までの期間限定で運行される。運賃は無料で、乗車には京王電鉄が運営するWEBサービス「TAMa-GO」での事前予約が必要となる。乗車定員は安全のため18席に限定されている。

実証ルート図(出典:パシフィックコンサルタンツ株式会社)

この自動運転バスには、多くの車載センサが搭載され、自車位置の測定や前方の障害物の検知を行い、自律走行を実現している。このプロジェクトは、都市整備を見据え、自動運転の技術を活用して、運転手不足という課題の解消を目指している。

都は今後、比較的交通量の多いエリアでの運行の確認を経て、専用レーンに必要な幅員を調べるなどし、今後のまちづくりの検討材料とする予定だ。

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