出典:四日市市公式サイト
四日市市は、株式会社マクニカ、三重交通株式会社、三岐鉄道株式会社、芙蓉総合リース株式会社、芙蓉オートリース株式会社、日本信号株式会社、株式会社シー・ティー・ワイと共に、中央通りにおける魅力的なまちなかの実現を目指して自動運転EVバスを活用したモビリティ実証実験を11月19日まで実施中だ。本実証実験は、自動運転導入検討会議及び四日市スマートリージョン・コア推進協議会の協力の下、スマートシティ創出に向けて実施されるもので、今回が4回目となる。
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実証実験では、GAUSSIN MACNICA MOBILITY社のハンドル・アクセル・ブレーキのない自動運転EVバス「ARMA」を2台運行し、日本信号からの技術協力を受けて信号協調による自動走行技術の検証を行う。車両内には半透過型ディスプレイを設置し、AIによる自動音声案内とともに、移動価値の検証も実施される。
出典:株式会社マクニカ
市役所内には遠隔監視センターを設け、ローカル5Gを活用した遠隔監視で車室内外の映像品質の効果検証も進められる。マクニカは、自動運転EVバスの運行管理とデータ取得を担い、遠隔モビリティ管理システム「everfleet」によるリアルタイムの走行情報確認を可能にする。また、芙蓉リースと芙蓉オートリースは自動運転EVバスの提供を、三重交通と三岐鉄道はオペレータの提供を、日本信号は信号協調システムの提供をそれぞれ行う。
さらに、四日市市は拡張型MaaSの構築を目指し、デジタルスタンプラリーを活用したMaaS実証実験を同時実施する。これは中央通り周辺の来訪者の回遊性向上と賑わいの創出を目的としている。出典:四日市市公式サイト
実証実験は2023年11月1日から11月19日までの期間、月曜日を除く毎日10時から16時まで行われ、JR四日市駅前と近鉄四日市駅前を結ぶ周回ルートで自動運転EVバスが運行される。乗車は、休日は事前予約枠が用意され、平日・休日は当日自由枠での乗車が可能で、専用サイトまたはCTYコネクトアプリから事前に登録が求められる。
出典:四日市市公式サイト