
九州最大級のテックイベント「RAMEN TECH」が、2026年10月7日から9日まで福岡市で開催される。このイベントでは、合同会社Local Bridgeが提供するシェアサイクルサービス「チャリチャリ」と連携し、『チャリチャリで巡る!RAMEN TECH スタンプラリー』を実施する。この取り組みは、イベント来場者の移動を円滑にし、人流データを可視化することを目的としている。

スタートアップ都市である福岡市は、MICE(Meeting, Incentive, Convention, Exhibition)誘致を活発に行っており、RAMEN TECHはその象徴的なイベントである。イベントは天神や大名エリアの複数の会場で同時に行われるため、参加者は各会場間を効率よく移動する必要がある。このような状況において、「チャリチャリ」が生み出す新たな移動手段は、イベントの成功に寄与することが期待されている。
本スタンプラリーは、Local Bridgeが開発した観光DXアプリ「ろかとらべる」を活用し、来場者はスマートフォンにアプリをダウンロードすることで参加できる。参加者は、対象会場に設置されたQRコードを読み取ることでチェックインし、その際に「チャリチャリ割引クーポンコード」が即時に発行される。これにより、来場者は次の会場へスムーズに移動することが可能となる。
この実証実験は、単なる移動支援にとどまらず、都市の回遊性を高め、行動データを分析することも目的としている。具体的には、参加者の移動行動をGPSと時間制御を駆使して記録し、将来的には福岡市のスマートシティ施策やMICE開催時の交通インフラ整備に役立てることを目指している。
また、本スタンプラリーでは、チェックインスポットとしてイベント主催者および出展者を無料で受け入れており、来場者の動線を自然に作り出すことができる。これにより、出展者は確実に集客を図ることが可能であり、導入の手間もほとんどかからない。このようにして、イベント参加者と地域がシームレスに繋がり、新たな価値が創造されることが期待される。
さらに、今後の展望として、今回の実証実験を通じて得られるデータは、福岡市の観光施策や交通政策に直接的な影響を与える可能性がある。地域の魅力を引き出し、持続可能なまちづくりに貢献することを目指すLocal Bridgeの取り組みは、今後も注目されるべきである。