
株式会社エネゲートは、全国の電気自動車(EV)ユーザーによる太陽光余剰電力の有効活用を目的としたEV充電の実証を行うことを発表した。この取り組みは、2026年10月10日から11月23日までの期間中に、土・日・祝日を対象に実施される。実証には、全国を10エリアに分け、約2,690台のエコQ電対応急速充電器が使われる。
本実証は、昨年のゴールデンウイーク(4/26~5/6)に国内初の試みとして実施され、今回が四度目の開催となる。前回の実証では約9,700人が参加し、価格誘導によるEVユーザーの行動変容が確認された。しかし、太陽光発電からの余剰電力量に対するEV充電による消費電力量は依然として少なく、さらなる利用促進が求められている。
実証期間中、参加者はエコQ電アプリから事前登録を行うことで、各充電器の利用料金が最大50%割引される特典を受けることができる。割引は9時から16時の時間帯に適用され、休前日の15時には全国10エリアの割引率がアプリで通知される。これにより、旅行等で移動する際には、より安価に充電を行える機会が提供される。
この実証は、EVユーザーにとって太陽光由来の環境に優しい電気を知ってもらうと同時に、脱炭素社会に向けた一歩を踏み出すきっかけとなることを目的としている。環境省が推進する国民運動「デコ活」にも参加し、EVユーザーや充電器設置事業者との連携を大切にした活動が期待されている。今後の取り組みにより、さらに多くの太陽光余剰電力の有効活用が推進されることが期待される。