(出典:DJI)
ドローンおよびクリエイティブカメラの世界的ブランドであるDJIは、全国の20〜60歳の男女500名を対象に「ゴールデンウィークの過ごし方」に関する意識調査を実施した。その結果、今年のGWは「家族と過ごす」と回答した人が61.0%にのぼり、GWを家族団らんの貴重な機会と捉えている層が多いことが明らかとなった。
(出典:DJI)
最も多かった過ごし方は「国内旅行」(46.0%)と「自宅で過ごす」(45.8%)であり、アクティブに外出する層と、静かに休養を取る“おうち派”が拮抗する結果となった。加えて、27.0%が「近場でレジャー」と回答しており、混雑や費用を避けながら非日常を楽しむ、身近なアウトドア志向の高まりも見られる。
(出典:DJI)
具体的なレジャーとしては「旅行」(62.1%)が最も多く、「ドライブ」(30.2%)、「自然スポットへのお出かけ」(26.2%)、「BBQ」(19.2%)、「キャンプ」(14.6%)、「車中泊」(11.3%)と多彩なアウトドア活動が選ばれている。中でも「キャンプ」や「車中泊」は宿泊を伴う本格的なアウトドアとして注目されており、自然志向やコスト意識の高まり、宿泊施設の混雑回避、密を避けた安心志向などが背景にある。
(出典:DJI)
こうしたアウトドアレジャーを支えるインフラとして、ポータブル電源への関心も高まっている。アウトドア時に「欲しい」とする声が38.6%ある一方、実際に使ったことがあるのは23.2%にとどまっており、ニーズと利用経験のギャップが存在している。使用目的としては「スマートフォンやカメラの充電」(81.3%)のほか、「照明」(49.7%)、「調理家電」(37.3%)、「寒さ対策」(38.8%)、「家電使用」(36.7%)と幅広い用途が挙げられている。
特に、BBQやキャンプでホットプレートや電気ケトルなどを使用するケースが多く、ポータブル電源は単なる補助機器ではなく、快適なアウトドア体験を支える「必需品」へと進化しつつある。今年のGWにおいては、こうした新たな装備とともに、自然とつながる豊かなレジャーがますます注目されることとなりそうだ。