（出典：株式会社ShareTomorrow）
2023年9月4日より、東京・日本橋エリアにおいて、MaaS（モビリティ・アズ・ア・サービス）「&MOVE日本橋」の実証実験第二弾が開始される。このサービスは、株式会社ShareTomorrow（代表取締役社長：石川憲久、以下「ShareTomorrow」）、三井不動産株式会社（代表取締役社長：植田俊、以下「三井不動産」）、および株式会社NearMe（本社：東京都中央区、代表取締役社長：髙原幸一郎、以下「ニアミー」）が共同で展開するもので、オンデマンド型の相乗り交通サービスが提供される。
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ShareTomorrowは三井不動産グループの新規事業の開発・推進を担当する企業で、不動産MaaS「&MOVE」を通じて、各エリアに特化した新しい移動体験を提供することを目的としている。2021年12月より、同グループが運営する商業施設やホテル、マンション等への実証導入を開始した。
「&MOVE日本橋」は、日本橋の“EAST”エリアと“WEST”エリアの間の往来を容易にし、地域の活性化を図るモビリティサービスだ。前回の実証実験では、ニアミーの独自のAI技術を用いたシェアード・シャトルサービスが展開され、地域住民や訪問者からの高い需要が確認された。第二弾にあたる今回の実証実験では、高需要の浜町エリアを中心とした乗降場所の最適化や、多くの要望が寄せられた佃や丸の内、銀座エリアへのサービス拡大が予定されている。
実証運行は2023年9月4日から2024年2月29日まで、1ライド400円で実施される。利用については、&MOVEのLINE公式アカウントを通じて、簡単にシャトルの呼び出しや予約が可能だ。さらに、第二弾へのリニューアルを記念し、2023年9月4日から10月5日まで、乗車無料クーポンやAmazomギフト券を配布するキャンペーンを実施する。
（出典：株式会社ShareTomorrow）
株式会社ShareTomorrowは、三井不動産のグループ長期経営方針「VISION 2025」に基づく新規事業の開発・推進を行っている。一方、三井不動産株式会社は、住宅やオフィスビル、商業施設の開発・運営を主力事業としており、新たなビジネスイノベーションの推進部門を2020年に設立している。また、株式会社NearMeは、位置情報を活用した地域活性化のプラットフォームを提供。特に、独自のAI技術を活用したルーティングの最適化技術を持ち、これを用いたシェアード・シャトルサービスを展開している。2023年4月には、行政との連携実績を持つスタートアップ100選に選出されている。
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