出典:株式会社タイミー
スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミーは、2023年のスキマバイトについて振り返り、データを公開した。コロナ禍を経たことで、多くの業界で人手不足となり、労働需要も大きく高まった。
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2023年は特に観光業界の復興が目立った。観光庁の報告によると、2023年9月と10月の延べ宿泊者数はコロナ禍前の水準を上回る結果となった。また、日銀の報告によれば、特に非製造業における大企業と中小企業での人手不足が深刻化している。
「タイミー」を利用する事業者数は、2023年10月時点で約66,000社、約170,000拠点に急増している。これは2019年と比較してそれぞれ約39倍、約21倍の増加である。募集人数も2021年比で約8倍に増加している。累計ワーカー数の増加も著しく、2023年10月時点で累計ワーカー数は600万人を超えた。これは2021年と比較して約4倍の増加率である。
出典:株式会社タイミー
また、業界ごとの募集人数も前年比で順調に拡大している。特に、コロナ禍を終えたことで国内の外出機運が高まり、インバウンドも回復したことで、飲食、販売、接客業、さらにはホテル・旅館業界やレンタカー業界においても大きく拡大した。
出典:株式会社タイミー
タイミーは、「はたらくに“彩り”を。」をテーマに掲げ、時間や場所に制約されない自由な働き方を提供することを目指している。このサービスにより、働き手は求める案件に申し込むだけで、すぐに仕事を始めることが可能であり、事業者は短時間から条件に合った働き手を見つけることができる。